フィリピン南部ミンダナオ島ダバオ地方 (Davao Region, Region XII) のダバオ・デル・スル州にある都市であるダバオを紹介。ダバオの歴史、産業、交通機関、文化、教育期間などを説明しています。
戦後のダバオ周辺は一転してドール、チキータなどアメリカの大規模農業会社による果樹のプランテーションが広まった。ダバオはマニラに次ぐ大都市として繁栄し、特に人口過剰なフィリピン北部や中部の農民を受け入れ拡大した。しかし1970年代以降、ムスリムの分離独立を訴えるモロ・イスラム解放戦線 (MILF) や大地主やプランテーションの打倒を目指す新人民軍 (NPA) による内戦がミンダナオ島山岳部で起こり、ダバオは比較的平穏ながらもその影響を受け、また1980年代には農産物の市場価格の下落がダバオ経済をゆすぶり犯罪や貧困が増加した。 1990年代MILFやNPAは掃討され勢力を弱め、2000年代に入りダバオは落ち着きを取り戻し、ダバオ市は農業に加え情報産業も振興させようとしている。一方、より過激で国際的なネットワークを持つアブ・サヤフやジェマ・イスラミアがダバオから離れたミンダナオ島西部に現れ、これまでテロとは無縁だったダバオでも2003年3月から4月に国際空港旧ターミナルおよび港湾部の客船埠頭で連続爆弾テロが起こり合わせて38人が死亡、200人が負傷した。MILFが関与を疑われているが、彼らは関与を否定している。
参照元:Wikipedia「ダバオ」
参照元:Wikipedia「ダバオ」
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